[楓] 楓 : ん~……ねむ……
[楓] 楓 : 今日は何しようかな……
[楓] 楓 : あ、そういえば今日の朝食当番私だったっけ……
[楓] 楓 : リビング行くか~……
[楓] GM : 降りた。
[楓] 楓 : ふぅ〜…(ベッドにダイブ
[楓] 楓 : 全然覚えてないけど……なんかすっごく疲れた
[楓] 楓 : テレビでも見るか〜
[楓] 楓 : お昼だと何がやってるかな
[楓] GM : choice ミステリー 恋愛 アクション (choice ミステリー 恋愛 アクション) > ミステリー
[楓] GM : ミステリーなドラマだ
[楓] 楓 : ほほう、これは興味深い
[楓] 楓 : 前回の毒入りスープは面白かったからねー
[楓] 楓 : 今週も見ようっと
[楓]
GM :
探索者たちがゆっくりと扉を開く。その先にあるのは虚空だった。
思わず振り向いたその背後に立つ少女。無害な童女の顔はどこにもない――
にたりと滲むように笑い、その歪みがそのまま怪物の形象へと変わっていく。
「聖者でも相手にしているつもりか?探索者共……またあそぼ❤」
[楓] 楓 : ゾッ
[楓] 楓 : あ〜怖かった……
[楓] 楓 : でもこの回に登場した探索者達……探索せずに麻雀やってなかった……?
[楓]
GM :
完璧な推理には付け入る隙もない。
そうとも、彼こそが正義、正しき者!
見つけ出した黒幕に叩きつける判決。
「ギルティ――――」
無慈悲な処刑者の声が絶対の断罪を告げた。
[楓] 楓 : えぇ………なんか口調悪いのに名推理してすぐ終わっちゃったよ……何この塩ドラマ
[楓] GM : 来た
[楓] ぺこら : かちゃりとドアを開いて、後は彼女を抱えたまま身で入る
[楓] ぺこら : (……この部屋に入るのもとても久し振りだ)
[楓] ぺこら : 点けっぱなしのテレビではオールスターダスト計画がどうとか神とかが流れていて、世間に疎い自身にはあまり理解できない
[楓] ぺこら : 彼女をベッドに寝かせ、呼吸が楽な体勢になる様に胸元を開けてやる
[楓] ぺこら : 一度風呂場に戻り、冷たい濡れタオルを準備して額に乗せる
[楓] ぺこら : 「……これで、なんとかなればいいのですが」
[楓]
GM :
呼吸はとても楽そうだ
しばらくすれば回復するだろうとわかる
[楓] ぺこら : 「っと──」
[楓] ぺこら : ふらっと、今度こそその疲労が来た様に
[楓] ぺこら : 楓のベッドへふらりと倒れ込む
[楓] ぺこら : ──なんだか、懐かしい覚えがある
[楓] GM : その感覚に抱かれるように、すぐに意識が暗転する。
[楓] ぺこら : ──ずっと、ずっとこの家族が続きますように
[楓] GM : しかしぺこらは闇の中に落ちるのではなく…何かに包まれるような安心感の中で、意識を失った
[楓]
GM :
遠く、窓の外が少し白みを帯びて――
その中で二人の少女が安らかに眠るのであった
[楓] GM : ~完~
[楓] ぺこら :